20.円形脱毛症患者へ

『アコ様…完治された30代女性』

私は、円形脱毛症になった当時かなり不安でした。何が不安かというと、この病気の内容がわからないことと、気持ちをわかってくれる人がいないというのが不安の種でした。一人で、この症状に立ち向かうのは、かなり勇気のいることです。最近ではネットを見ておりますと、円形脱毛症の体験記なども僅かではありますが出てきております。こういったサイトは、本当に自分自身も勇気づけられました。

また私が辛い経験だと思ったのは、男性医師からの診察が辛かったです。相手の医師は、色んな患者を診ているのだから、軽い口調で「いやあ結構ひどいねえ」とか、髪をかき分けたと同時に「あらら」といった発言は異性から言われるのは辛かったです。おそらく男性医師では、女性の気持ちをわかる人はかなり少ないと思うので、私が不運にもあたってしまったこのようなデリカシーのない医師は本当に最悪です。

ですから今後、診察を予定している読者の方がいらっしゃれば、皮膚科などで診察する前に女医がいるかどうか確認してから受診した方が良いと思います。私のような思いをする方は、是非とも少なくなってほしいですからね。

最後に、円形脱毛症ということで、自信を無くしてしまい消極的になる方は多いと思います。でも円形脱毛症の方はほとんど治っておりますし、円形脱毛症による他の病気の可能性というのは結構低いです。(私は医師ではないのではっきり言えませんが。)私は、この円形脱毛症を通じて辛かったこともありましたが、後半は楽観的に生活を送ることが出来ました。気持ち的に余裕ができたのは、体験記サイトや2度目の病院の医師の影響が大きいです。

円形脱毛症というのは、放って置いても治る症状のようです。病気ではありません。なので、サイトで見ると生姜などを患部に塗って治療をする人までおります。自然に治るのです。しかし、知識がなかったり不安感が強いと、間違った治療などに走りやすくなってしまうので、注意が必要です。また意地悪なネットや、知識のない医師などは恐怖感を植え付ける方もいたので、世の中には怖がらせる物事が多いなと今回のことで大いに感じました。

なので深く考えずに、このような体験記を見ていただいて結構治るものなんだなあと、あまり心配なさらずに構えて欲しいものです。こういったサイトを見るだけでも、世界が広がり置かれている環境が変化するものなので是非おススメします。