1.ウィッグリアルユーザー&Withライターの道正あさみさんご紹介!

あさみさんの病気とウィッグについて

あさみさんは、幼少期から髪が少ない、乏毛症(ぼうもうしょう)・縮毛症(しゅくもうしょう)
という病気をお持ちです。

20歳までは、ウィッグなしの生活。
成人式を前にして、ウィッグ生活がスタートしました。

当時大学生だったあさみさんは、成人になり、そろそろ社会人にもなる。
社会に出るに当たっては、見た目で判断するのではなく、中身を見てほしい。
という思いもあったそうです。

ウィッグの使用によって、ファッションも楽しくなり、自信も生まれ、生活が一変。
こんなに変わるのなら、もっと早くウィッグ生活を始めていれば良かった!と思われたそうです。

それから10年程経って、30歳を過ぎた頃、ネット検索によって、初めてご自身の病名を知ることに。
病名が判明したことで、病院へ行き、くわしく検査を受けようと思い立つことができました。

そしてこのネット検索がきっかけで、同じ髪の病気で悩む方々がとても多いことを知り、
あさみさんの気持ちや行動に大きな変化をもたらしたそうです。

行動を起こしたあさみさん、ブログやオフ会

同じ髪の毛の病気で悩む方達が、ネット上のブログなどで情報発信されているのを見て、とても参考に
なり、そして勇気づけられたといいます。

髪を失ってしまう病気は、円形脱毛症など、色々ありますが、世間一般には正しい情報や知識が
あまり知られていません。

あさみさんがお持ちの、常染色体劣性先天性乏毛症(ぼうもうしょう)・縮毛症(しゅく
もうしょう)という病気については、円形脱毛症よりも更に認知度が低く、いまだ治療法も
確立されていません。

髪を失うことで、悩んでいらっしゃる方はとても多いのです。

自ら情報発信することで、より多くの方に正しい情報を知ってもらいたい、と考えるようになった
そうです。

ブログで発信することから始まり、同じ髪の病気を持つ方達とオフ会を開いて、情報交換やアドバ
イスなどをお互いにしたり、とりとめのない話で盛り上がったり・・。

今まで一人で抱えていた気持ちをシェアできる仲間も増え、悩みを抱えながらも、充実した日々を
送っていらっしゃるようにお見受けしています。

なぜかというと、色々なことを話して下さる、あさみさんの笑顔がとても輝いているからです。

Withの製品は、「普段使い」用に

とても「おしゃれさん」なあさみさん。現在はファッションウィッグも含め、色々なウィッグを
楽しむ毎日で、おしゃれに磨きをかけています。

お洋服やアクセサリー、靴などたくさんのアイテムを種類豊富に揃えていらっしゃいます。

どれも女性らしい、エレガント&かわいいアイテムばかり。

流行にも敏感で、コーディネートには余念がありません。

撮影の際に持ち込んで頂いた、私物アクセサリーやお洋服のアイテムの多さに驚いてしまいました。

ファッションウィッグやヘアーアクセサリーもたくさんお持ちです。

そんな中で、ウィズ製品の立ち位置は、「普段使い用」とのこと。
この「普通」「普段」が、もしかしたら、ウィズの製品に一番求められていることなのかもしれません。

違和感なく、普段の生活に溶け込めるウィッグなら、新しい職場に入った際でも、すっと馴染んで
くれますよね。

今回の製品は、オーダーメイドで作成しました。
普段使い用なので、耐久性を重視しつつ、自然さを出す為のオプションや、ヘアスタイルなどの相談を
しながら細部に渡り、ご希望をお聞きして、デザインを打ち合わせしました。

お母さんの若い頃の髪と同じ!

髪は、ワンランク上の上質な髪「レミーエンジェル」で作製。
髪の質感も、とっても気にいっていただけました。

あさみさんは、子供の頃、お母さんの髪を触るのがとても好きだったそうです。
その頃の思い出が甦ってきたそうで、「わ~っ お母さんの若い頃の髪の感触と同じです!」と
喜んでいらっしゃいました(そんな素敵な言葉をいただけて、すっごく嬉しい気持ちになりました)。

Withのウィッグを装着したあさみさんの姿は、とてもマッチしていて、まるで自髪のよう。
普段のあさみさんを見慣れていない私は、「あら、こういう女性、巷でよくいらっしゃるんじゃない?」と、
まさに、「普通」「普段」モードのあさみさんを垣間見た感じでした。

ウィッグスタイル02