脱毛部分の隠し方

一言で円形脱毛症といっても、症状は様々です。

10円玉大や500円玉大くらいの脱毛、とことどころ全体に複数の脱毛が見られる場合や
頭部のほとんどの髪が脱毛してしまっているケースもあります。

髪が薄くなって、皮膚が透けて見えると、髪の黒色とのコントラストで皮膚の白さか目立ってしまいます。
なるべく人に気づかれない、しかも簡単な方法で、脱毛をカバーしたいですよね。

症状別に、脱毛箇所をカバーする方法をご案内します。

10円玉や500円玉大の脱毛の場合

・ヘアピンで隠す
脱毛の箇所にもよりますが、小さなものなら、黒ピン(アメリカピン)で固定して、隠すということができます。
脱毛箇所の上から髪をかぶせ、ピンで固定します。
その上からも髪を重ねられると、より目立たないです。

・分け目を変える
ある程度髪の長さがあれば、分け目を変えて、脱毛部分をカバーし、ピンで固定する方法もあります。
この場合、かわいいバレッタなどで、おしゃれに見せることもできます。

・ヘアゴムで結ぶ
脱毛部分を隠すようにして、髪を束ね、ゴムで結んでしまいます。
こうすると、ピンよりもしっかり固定できるので、長時間鏡でチェックできない時でも安心です。

ところどころ複数の脱毛が見られる場合

・ヘアゴムで結ぶ
顔周りに脱毛が少ない場合には、後ろでポニーテイルに結ぶと、内部の脱毛を隠せます。
前髪部分に脱毛がある場合には、ピンとゴムのあわせ技で、前髪の脱毛をピンで隠して、
他の髪を結ぶ、という方法もあります。

・ハーフキャップタイプのウィッグで、カバーする
髪の量がある程度多く、それでも複数の脱毛がある場合には、自分の髪を生かしつつ、
ウィッグでカバーする方法があります。

ハーフキャップタイプのウィッグを使い、ウィッグの下から自毛を出し、ウィッグの髪と馴染ませて
仕様します。

スポーツをする時などは、自毛とウィッグの髪を一緒に結ぶことで、ズレを防止することも可能です。

頭部全体に脱毛している場合

・フルウィッグ(全かつら)でカバーする

自毛では隠しきれなくなった場合は、ウィッグが強い見方になってくれます。
フルウィッグなら、頭全体をすっぽり覆ってくれますので、脱毛が広がっても安心です。

自然さを求めるなら、人毛がお奨めです。
髪の質感や光沢、風のなびき方、乱れ方に至るまで、人工毛よりも自然に見えます。