19.私の円形脱毛症が完治するまで

『アコ様…完治された30代女性』

私は、円形脱毛症が完治したという自覚を持つまでは、発症してから実に1年間かかりました。その経緯を総合的に、ここではお話ししたいと思います。
・昨年の3月に円形脱毛症発症。私自身強い精神的ショックを覚え、なにもかもいやになる。

・円形脱毛症についてネットで調べる。情報量が物凄く多くて、翻弄される。悪いものも多かった。

・自分がなぜ円形脱毛症になったのか考えてみました。私の場合は、おそらく遺伝的なものだと思われます。断定はできないのですが、母親は単発型でしたが、私は多発型になってしまいました。
・発症してから2週間くらい経過し、4月に地元で一番人気のある一回目の病院に通う。当時治療をしないと治らない病気だと思って焦っていた。そこで、ステロイドの副作用に苦しまされ、治療法に疑問を抱く。

・5月まで最初の病院で治療を続け、6月に一つ目の病院での治療を中止し、2つ目の病院で治療を受けます。このとき、脱毛箇所は3つになっていました。

・治療法として、パッチテスト検査・外用薬の塗布が病院で行われる。このとき、ステロイドは内服していない。

・7月から外用薬・内服薬ともにステロイド治療を始める。副作用に関しては、病院側で丁寧かつ慎重に管理してくれたおかげで発症はしなかった。

・治療から1か月たった8月に、毛根を再生確認。本当に髪が生えてきた喜びを感じる。ただ、髪が長くなっていくにしたがい、白髪が生えてきたり、クセ毛だったりと問題も発生する。

・このあたりから、髪が順調に生えてきて、伸び始めていたので円形脱毛症の再発防止を気にするようになる。食生活・生活習慣など。

・11月、毛根が確認できた髪が短い髪にまで成長し、髪形のセットが難しくなってきたのでフルウィッグを被ることにする。
・その後も春までは、ステロイド治療を治療を続ける。髪が生えてきても続ける。

・4月にステロイド治療終了。週2回通院していたが、週一回に減った。

・症状は完治したが、再発リスクがあるため今年6月現在も通院中。いつまで通院するかは、再発リスクが軽減するまでという医師の話。
これが私の、円形脱毛症が完治するまでの経緯になります。