10.病気治療で気を付けたこと(食生活)

『アコ様…完治された30代女性』

私が、円形脱毛症になってしまったのをきっかけに、私は生活習慣の見直しを考えました。なぜなら、自分の今回の円形脱毛症の発症原因は、遺伝もおそらく関係しているかもしれませんが、一番はホルモンバランスの崩れによる発症を疑っていたからです。それに、生活習慣に気を配ることによって、「自分の健康の増進につながるのも一石二鳥な考えだな」と思って、生活習慣の見直しに取り組んでみました。

まず私が生活習慣の中でも重要視したのが、食生活です。私の食生活は、正直「健康的な食事」とはほど遠く、ジャンクフードや、朝食を抜いたり、夜遅くに間食したりしていました。また、食べている物も栄養価を全く気にしない物ばかり食べておりました。自分では、この乱れた食生活に終止符をつけたいと思っていたのですが、時間が無いということと今一歩やるという気持ちに欠けておりました。

しかし、今回の円形脱毛症の発症では、生活習慣も関係しているという観点から、一念発起し改めることにしました。まず、今回の食生活の改善で、色々調べてやってみようと思ったのが「食養」です。サプリメントや健康食品など、不足がちと思われる栄養素をストレートに摂取する方法も考えましたし、髪や頭皮に良い栄養素や食品だけの摂取も考えたのですが、おそらく体すべての面で健康的にならなければ、あまり意味がないように思ったので体全体が健康になれる「食養」を選びました。

この「食養」に関しては、結構話題なので様々な情報がネットにて掲載されております。ですが、私が一番おススメするやり方は、若杉 友子著書の「一汁一菜医者いらずの食養生活」という本を参考に食生活を見直しました。この本を読んで、私の健康的な食事のイメージは全く変わりました。自分が持っている健康な食事の知識が全く間違っていたのでこれには驚きました。

この食事法は、何も大変だったり難しかったりするものではなく、食生活を昔の日本人のような食生活に近づけるというものです。また、これによって自分に我慢を強いては、円形脱毛症の大敵であるストレスになってしまうので、自分のできる範囲ないで実行してゆけば良いと思います。無理に制限する必要はないと思います。この食事療法に関しては、理に適った方法でしたので大変おススメです。是非みなさんも読んでもらえれば面白いと思います。