3.円形脱毛症はどのような人がなるのか調べました

『アコ様…完治された30代女性』

また、他に気になったのが、なぜ私が突然円形脱毛症になってしまったのかという疑問が強く残りました。私は、この円形脱毛症になる前までは、この症状は強くストレスを感じる人がなるものだとばかり思っておりました。ストレスによる病気の代表的な例だと思っていたのです。しかし、私が実際になってみて、思い返してみますとストレスになるようなことは何も感じておりませんでした。ただ、私のストレスを受け止められるキャパシティが狭いだけなのだろうかと考えておりました。

私は、仲の良い友人や夫にもなぜ私は円形脱毛症になったのか?ストレスなのだろうか?と尋ねてみました。第三者の意見は、みんな口を揃えて私は、ストレスを受けるタイプの人間ではないと思うという感想でした。それでは、私はなぜ円形脱毛症になったのだろうかと考えました。そして、調べてみますと、円形脱毛症は発症の原因は未だ解明されておらず、ぼんやりとこれが原因ではないだろうかというレベルのようです。また小児に多く発生しやすく、発症者の4分の1が15歳以下にみられるそうです。実際円形脱毛症の原因は、強いストレスや、遺伝、またホルモンのバランスが崩れることによって、免疫の過剰反応が発生し髪の細胞を壊してしまうというのが原因ではないかと言われております。

私の場合自己診断では、ストレスは関係ないので、遺伝かホルモンのバランスが崩れたことが原因と考えられます。遺伝の場合は、私の母が一度円形脱毛症にかかっており、現在は完治しております。また、ホルモンのバランスという面では、食生活や不規則な生活が原因と考えられますが、私の場合睡眠時間も8時間とっており寝るのも22:00には就寝しております。食生活は、確かに偏ってはおりますが気になるほどではないと思います。旦那も同じものを食べていて、旦那は健康そのものです。そう考えると、遺伝的要素のものが原因として考えられます。

私が通院した際も、担当医にこの円形脱毛症になぜなったのかと尋ねました。やはり発症原因の答えは、現代の科学では解明されておらず、医者でも答えを出すのは難しいと言われました。この円形脱毛症はどのような人でもなりうるものです。ただ私の場合は、多発性の円形脱毛症だったのでかなり苦労しました。それに人が一生の内に円形脱毛症になる確率は1.7%と言われます。この低い数字の中に、不幸にも私は入ってしまったのです。