デコ様…完治された53歳女性
脱毛が治まらず、ピン留めで隠しきれなくなったので、ウィッグを購入することにしました。
私のことをかわいそうに思った両親がお金を出してくれました。
大阪・梅田の三番街の有名なカツラ屋さんで、会社帰りに購入しました。
当時は、おしゃれなウィッグはあまりなかったように思います。
私の髪の毛はストレートのショートでしたが、今だったらストレートヘアの自然な感じのものもあるのでしょうが。
私が買ったウィッグはパーマヘアーでボリュームもあって、見るからにカツラとバレバレだったのではないでしょうか。
そのウィッグにしてよかったというより、そのウィッグ屋さんで買ってよかったと思うことがあります。
そこのオーナーさんが、私の頭にウィッグをセットしながら、「泣きたいときは泣きなさい。怒りたいときは怒りなさい。」とアドバイスしてくれたことです。
このアドバイスが何よりの治療薬になりました。
この病気は小さな子供でもなりますのであらゆる年代の人に合うウィッグを作ってほしい、と思います。
私と同年代の従姉妹が5歳くらいの頃になりました。
当時、かわいそうにと思っていた私が後に同じ病気にかかるとは夢にも思っていませんでした。