山田邦子さん乳がんステージ 2012年
大丈夫だよ、がんばろう!
山田邦子さん乳がんステージ「大丈夫だよ、がんばろう!」基調講演
2012年9月26日、アクロス福岡で行なわれた山田邦子さんの講演を聴きに行ってきました。
実は邦子さんの講演は2回目になります。
3年前に、乳がん早期発見のためのチャリティーイベントに参加させて頂いたのでした。
またこんな機会を頂けて、本当にありがたいです。
私達も、それ以来乳がん検診を受けるようにしています。
邦子さんは5年前に乳房温存手術後、放射線治療を経て、ホルモン剤を服用する治療を続けられていたそうです。
ずっと5年間毎日一粒ずつ服用して「いつまで飲むのかな?」と思っていたホルモン剤ですが、今年の8月29日でこの治療が終了したのこと。
会場からは思わず拍手が起りました。
これを飲めば大丈夫と「安心」の元になっていた部分もあるので、何もなくなったことで、ちょっぴり不安・・と揺れる気持ちもお話されていました。
しかし、若くてイケメンの主治医先生がついていて、定期的に検診もされているので大丈夫!
「がんイコール死」のイメージはもう古い、「早期発見、早期治療」なら決して怖くない病気!という、体験に基づいたメッセージを投げかけて下さる邦子さんに優しさあふれるパワーを感じました。
観客席に向かって、まずは「いつから聞いても面白く聞けるようになってますからトイレタイムは
ご遠慮なく行って下さい!」と面白おかしい絶妙トークを交えて気を使って下さいました。
ショッキングピンクの可愛くて派手なドレスに同じ色の大きな髪飾り。
衣装でも楽しませてあげようという気持ちが伝わってきます。
私が個人的に嬉しかったのは、デビューしたのは20歳の時。
と言って、「バスガイド」のネタを披露してくれたことです!
これはある程度の年齢の方でないと判らないと思いますが、邦子さんの初期のネタで、チョー嬉しかったです!
そんなサービス精神あふれる邦子さんのトークは会場を笑いの渦に巻き込んでゆきました。
こんな性格の私でも、くよくよメソメソする時もあるんです、そんな時は泣いてもいいんです。
でも笑えるときは思いっきり笑おう!
笑うのはがん細胞を退治する免疫力が高まるのでとってもいい!
がん細胞は、生まれては死んでいくそうですが、ちょっと間違うと残ってしまうみたい。
それが少しずつ重なると、癌になってしまう。
乳がんの場合は、8年で1cm。10年で2cm。
ここまでなら色んな治療法の選択肢がある。
そんな話を実際の体験に基づいてつぎつぎと楽しいトークで分かりやすく教えてくれました。
最後に、大きな声で歌ったり、笑ったりするのが免疫力アップによいんですよ!
ということで、
「春が来た」「夏は来ぬ」「雪」を客席3グループに分けて輪唱しました。
「夏は来ぬ」の曲を知っている人が少ないということで苦戦しましたが、コード進行が同じなので
キレイなハーモニーになるんですね。
そして、邦子さん自作の『しあわせの青い鳥』を心を込めて歌って下さいました。
「ありがとう」の気持ちがつまった、とても素敵な曲でした。
邦子さんもおっしゃっていましたが、日本はがん大国。
2人に1人はがんになるのだそうです。
ちょっと怖いと思いましたが、そう言われてみれば、確かに私の近親者の中にも何人かおります。
今は何でもなくとも、可能性は50%とすれば、早期発見・早期治療の為にはやっぱり定期的に
検診することは本当に必要なことなんですね。
医療用かつらを扱うものとして、私どもの何らかのお手伝いや発信を続けていけたらと思います。

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