サバイバー&ケアギバーMIXトークショー

サバイバー&ケアギバーMIXトークショー リレーフォーライフ福岡2015

サバイバー&ケアギバーMIXトークショー

リレーフォーライフ2015 「サバイバー&ケアギバーMIXトークショー」拝聴しました。

3人のサバイバーと1人のケアギバーによるトークショーの様子をご紹介させて頂きます。




40代・女性サバイバーさんのお話

36歳で乳がんを患った経験をお話し頂きました。

もともとシコリがあり、気になっていたが、半年以上そのまま放置していた。 乳がんと分かったときは、腰骨まで転移していてステージ4と診断された。 ホルモン療法を3年ほど続けていたが、効果がなくなってきた。 色んな治療法を試してみたが、抗がん剤治療はまだやってなかったそうです。

なぜ、抗がん剤治療を避けていたかと言うと、 鉄格子の窓のある病院で、ベッドに寝かされて苦しむ、死のイメージが強かったから、抵抗があったそうです。 抗がん剤は賛否両論があり、抗がん剤に殺される、という本もあり、負のイメージがある。

しかし、リレーフォーライフで多くの人とつながり、情報交換を通して、抗がん剤治療をやった方が良いと強く薦められた。 多くの人から勇気をもらって抗がん剤治療を決意したそうです。

一時は、肺・肝臓・骨髄・脳にまで転移し、3センチくらいの腫瘍が20数箇所にあった。 骨髄も抜けて、血が作られない状態で輸血をしていた。 そんな状態から、現在は奇跡的な回復をして、直近の検査でも大きな異常は無かったそうです。

余命半年と宣告されてから脅威の回復をし、早く抗がん剤治療を始めていれば良かった、とのことでした。 癌の病気も怖いですが、闘病生活も怖くて不安なのでしょうね。 そういった恐怖心が、抗がん剤治療への障壁となったそうです。




70代・男性サバイバーさんのお話

4年前に前立腺がんになり、佐賀ハイマットで重粒子線治療を行ったそうです。

重粒子線は患部にピンポイントで照射できるので、他の組織にダメージが少ない治療法です。 佐賀ハイマットでは、1週間に4回の照射を3週間続けて、合計12回の治療だったそうです。 従来の放射線治療に比べて、キツさはなかったそうです。

ただし、最先端の治療方法なので保険が利かず、314万円の治療費がかかったそうです。 奥様のへそくりでお金を工面したとのこと。

今は民間のがん保険でカバーできる場合もあるので、上手に利用すると良いそうです。 本来なら、重粒子線治療も保険が利くべきで、早く保険適用されて欲しい、とのことでした。

がんと宣告されたのは71才の時だったので、それほど深刻には感じなかったそうです。 毎週お友達3人と会う集まりがあり、そのお友達3人中2人も前立腺がんを患って抗がん剤治療をしていたことがあったそうです。 そのお友達のことがあったので、さほど癌のことを心配にはならなかったそうです。 ただ、若い人ほどがんの進行が早いので、早く治療する方が良いと感じたそうです。

また、サバイバーさんの同じように、佐賀ハイマットで重粒子線治療をおこなった他の患者さん達は皆、ご自分で治療法を探して病院に来ていたそうです。 地元の病院の先生からは一般的な手術を提案されたことに疑問を感じて、独自に調べて、重粒子線治療を選択されたそうです。

知識の無い患者さんにとっては、病院の先生から多くの治療法の提案をしてもらいたいと訴えられていました。 高額であっても身体に負担のかからない治療を希望する患者さんもいる、とのことでした。

さらに医学が進歩して、重粒子線治療が一般的な治療方法になることが望まれます。




10代・女性ケアギバーさんのお話

中学2年生の時に母親が乳がんになられたそうで、その様子をお話し頂きました。

家で夕食のときに急に病気のことを告白された。 中学生の頃だったので、病気の知識が無く、「死ぬのかな」と怖かったそうです。 お母さんから「命は助かるから大丈夫だよ」と説明されて安心したそうです。

とても明るいお母さんで、子どもの前では病気で凹んでいる様子を見せなかったそうです。 鏡の前で髪が抜けていく様子を写真に取って記録を残していたそうです。 当時の様子を思い出して、涙ながらにお話しして頂きました。

お母様は今もお元気だそうで、とても芯の強い人だと感じました。




30代・女性サバイバーさんのお話

いのちのホームルームでも体験談をお話し頂いた女性の方です。

原因不明の顔の傷みに襲われ、色んな病院に行ったが原因が分からなかったそうです。 結局は口の中にできた癌が原因だったが、触っても痛くなかったので、原因の特定が難しかったようです。

看護学校3年生のときに病気になったので、 看護師になる夢もあるし、まだ死にたくないと思ったそうです。

手術後は、苦しくて苦しくて、痛いとも言えなかった。 もう死んでしまいたいと思ったほど苦しかったそうです。 しかし、友人が真剣に相談に乗ってくれたので、自分に無理をしないで、ありのままの姿でいられたそうです。

がんになるまでは普通に生活をしていたが、ある日突然に頭に激痛が走り、病院に行っても理由が分からなかったのは、さぞ恐怖だったのでないでしょうか。 つらい闘病生活を支えてくれるのは友達や家族なんでしょうね。


サバイバー&ケアギバーMIXトークショー2


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