抜毛癖にカツラを活用

自分で、ご自身の髪を抜いてしまう癖を持っている方がいらっしゃいます。

抜毛癖(抜毛症・トリコチロマニア)といって、精神疾患の一つだそうです。

自分では無意識で、気づかないうちに髪を抜いているケースもあり、 その行動を指摘することで、意識的に髪を抜く行為を止めることができる 場合もあるようです。

髪を抜き続けると、当然その部分は髪が薄くなります。
また、抜毛行為を続けることで、健康な太い髪が生えにくくなってきます。

抜毛癖が続くと、頭に円形脱毛症の症状に似た脱毛斑ができ、 中には頭部のすべての髪を抜いてしまわれる方もいらっしゃいます。

意識的に髪を抜くという行為をされている場合は、止めることはなかなか難しく、 髪を抜くことでストレスの解消や、なんらかの快感を覚えているので、髪が無く なるのは困るし、止めたいと思ってはいるけれど、止められないという方も 多いようです。

対策としては、抜毛癖は精神疾患のひとつですので、お医者様に相談する ことも一つの方法です。

他には、髪が抜きにくい環境をつくることで、衝動的に抜くという行為を抑える という方法があります。

髪をまとめて縛って髪を抜きにくくしたり、カツラを使用して直接自毛に 手が届かないようにする方法です。

ウィズのお客様にも、抜毛癖の為に髪が薄くなり、カツラを使用されている方が いらっしゃいます。

カツラを使用している間は、自毛がカツラの下に隠れていますので、髪を抜く ことができません。また、自毛は抜いてしまうのですが、カツラの髪を抜く ことはないようです。

お客様の中に自毛を長くされている若い女性がいらっしゃるのですが、長い髪で 脱毛部分を隠せなくもないのですが、自毛のままだと抜いてしまうので、お母様が カツラをつけていれば、自毛を抜かずに済むのだから、カツラをつけていなさい、 とおっしゃられ、カツラを利用されています。

髪を抜かずに過ごす期間が長くなって、そのまま抜毛の癖が解消されれば、 自毛が生えてきて、カツラなしでも過ごせるようになれば良いな、と思っています。

自分で抜いてしまうとはいえ、女性の脱毛は特に心が痛みます。

カツラが髪をカバーするだけでなく、治療にも役立つ事ができたら、本当に嬉しいです。

抜毛癖にカツラを活用

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