円形脱毛症の原因・理由
円形脱毛症の原因・理由
大きく分けて4つの原因が考えられているようですが、どの要因についてもまだ
完全に解明されているものはないようです。
「精神的ストレス」
円形脱毛症の原因というと、真っ先にストレスが思い浮かぶ方も多いのではない
でしょうか。
確かにストレスが引き金になって発症する場合もあるようで、軽い脱毛の場合は、
ストレスが無くなれば特別な治療をしなくても直るケースが多いようです。
ただ円形脱毛症の全体像はもっと複雑で、ストレスはあくまでも誘因であって、
直接の原因ではないそうです。
私の身内も数箇所小さな円形脱毛ができましたが、自然に直りました。
思い当たる理由は特に見当たりません。
少しくらいのストレスは誰でも通常ある
と思うのですが、特に強力なストレスがあったわけでもなさそうでした。
「遺伝的素因」
お客様の中で、ご兄弟や双子で同じ円形脱毛症という方も何人かいらっしゃいます。
移る病気ではないので、なんらかの遺伝的要因があるという説も頷けます。
近年の研究では、円形脱毛症の患者様のうち、30%〜40%は遺伝的要因があると
いうデータがあるそうです。
「内分泌異常」
難しい響きですが、簡単に表現すると、ホルモンの異常ということだそうです。
産後や、甲状腺疾患のある方に脱毛されたお客様もいらっしゃいました。
ホルモンは、体が正常に機能する為に重要な役割をしていますが、そのバランス
が崩れた場合や、異常な働きをした場合に、体のあちこちに変化をきたすそうで
す。
「自己免疫疾患」
重症なタイプの円形脱毛症は、医学用語でいうと「臓器特異的自己免疫疾患」な
のだそうです。
通常の免疫反応とは、ウィルスや細菌などの異物が体内に侵入してきた時に、リ
ンパ球が抗体を生み出して外敵を攻撃したり、直接排除することで知られていま
す。
ところが、何らかの原因で自分の体の成分を「異物」と認識して攻撃してしまう
ことがあり、これを自己免疫疾患と呼ぶそうです。
円形脱毛症の場合は、髪の毛の細胞のみを攻撃する為に髪の毛が抜けるのですが、
他の臓器には影響がないそうです。
橋本甲状腺炎などの自己免疫による甲状腺疾患、膠原病、白斑、重症筋無力症と
いった自己免疫疾患の患者様に、高い確率で円形脱毛症の併発がみられるそうで
す。
また、アトピー性皮膚炎も自己免疫疾患として知られていますが、とくに若い患
者様に円形脱毛症を合併している方が多いそうで、私どものお客様でも多くいらっ
しゃいます。
【参考文献】
専門医が語る毛髪科学最前線(著者:板見智)
集英社2009年5月20日発行
参考URL
社団法人 日本内分泌学会
http://square.umin.ac.jp/endocrine/ippan_jesoc/index.html



















