冬場に毛絡みしやすくなるのはなぜ?

d422357449db7e6259e13e512fa64413_s

どうして、冬場に毛絡みしやすくなるのでしょう?

皆様もご存じのとおり、冬場は空気が非常に乾燥していて、髪の毛の水分量が失われやすくなります。

そうすると、髪の毛が絡みやすくなります。これは、人毛で作ったウィッグも同様です。

また、冬場は寒いので、マフラーやタートルネックのセーターを着る機会も増えてくるかと思います。

そのような洋服と髪の毛が擦れるのは、襟足から下の部分、毛先等です。

髪の毛と洋服の摩擦により、人毛のしなやかさが失われて、毛絡みしやすくなります。

摩擦による静電気は、髪を傷め、キューティクルを中途半端に剥がしてしまうのです。

剥がれたキューティクルから、髪の中にある栄養分や水分は、どんどん失われていきます。


髪はダメージを受けると絡みやすくなる

髪の毛が傷むと、毛絡みしやすくなります。

一度絡んでしまった髪の毛は、その後も絡みやすくなる傾向があります。

長い髪の毛でよくあるように、人の頭でも毛絡みが起きてしまいます。

同様に、ウィッグでも、絡んでしまうことがあるのです。

髪の毛がパサパサする状態は、誰しも一度は経験されたことがあるでしょう。

それは、髪の毛がSOSを出しているサインです。


効果的な毛絡み予防策

効果的な予防策は、髪の摩擦を避けることです。

まず、髪をこすらないように意識することが静電気対策として重要です。

次にお勧めのヘアケアとして、ホホバオイルや椿油などが効果的です。

髪をなめらかに保ち、摩擦が起きにくくなります。

特に椿油は、静電気を抑える効果が高いです。

最後に、ブラッシング時のブラシです。

ナイロン製のブラシは静電気を起こしやすいので、静電気除去ブラシまたは、豚毛などの静電気が起きにくい天然素材のものがお勧めです。

一度絡んでしまうと、絡み癖がついてしまいますので、しっかり対策をとって、大切なウィッグを守りましょう。



 - ダメージの原因 ,

  関連記事

no image
金髪のウィッグは作れますか?
金髪のウィッグは、お作りすることができます。 金髪のウィッグは、人毛でも人工毛で …
no image
なぜウィッグは消耗する?
ウィッグの消耗・傷みの原因 ウィッグの耐久性は約2・3年です長くお使いできるよう …
no image
人毛ウィッグの色あせ(髪色の褪色)
人毛ウィッグの色あせ(髪色の褪色) 人毛ウィッグの場合、半年~一年くらいで、髪色 …
no image
ベース布地(ネット)の傷み
ウィッグ本体ベースのひび割れ ウィッグ本体で一番劣化しやすい部分は、ウィッグ裏面 …
no image
人工毛ウィッグのピーリング(縮れ)
人工毛ウィッグのピーリング(毛の縮れ) 人工毛ウィッグの場合、毛の縮れ現象(ピー …



▲ ページトップに戻る